JR東日本は3月4日、山形新幹線に足湯付き観光車両「とれいゆ」を導入すると発表しました。同線で運行している『つばさ』の車体塗装も変更されます「とれいゆ」はE3系を改造した6両編成で、愛称は「トレイン(列車)」とフランス語の太陽を意味する「ソレイユ」の造語との事ですが電車で足湯を楽しむ「とれいんでお湯」とも掛けている気がします。
デザインは山形県出身の工業デザイナーで、フェラーリ社のエンツォフェラーリやJR東日本のE6系などのデザインで知られる奥山清行さんが担当。月山をモチーフテーマとし、外観は月山の緑と最上川の青を円弧で構成したデザインとなります。
【出典元】
→JR東日本プレスリリース>山形新幹線に新たな魅力が誕生します! (PDF)
とれいゆの目玉は16号車に設置される「くつろぎの間」と題した足湯。紅花色の湯船が石張りの小上がりにゆったりと2槽設置され、黒塀のような側壁、木質ルーバーで囲われる湯の間など、足湯で寛ぎながら車窓を眺める旅が演出されます。プレスリリースを読むと画期的過ぎて笑いがこみ上げてきました。凄い!
16号車に隣接する15号車は「湯上がりラウンジ(モノや人との出会いの間)」とし、畳のお座敷と本桜のテーブル、紅花色のバーカウンター、有機ELパネルで構成した飾り棚、漆喰質の壁、石張りの小路で構成されています。こりゃ、まんま走るスーパー銭湯ですね。
12~14号車は「語らいの間」と題したお座敷指定席に。カバ材テーブルと畳座席を設け、天井や座席背板は山形のフルーツをモチーフにしたレリーフで装飾されます。また、11号車は通常の普通車指定席となります。
とれいゆの営業運行の開始は7月以降の予定で、山形エリアの福島~新庄間を中心とした山形新幹線区間で臨時列車として運行されます。運転日数は土曜・休日を中心とした年間120日程度を予定しているそうです。
このほか、山形新幹線『つばさ』で運用している車両についても、車体色が車体変更され、2016年度末をめどに全編成の塗り替えを行うそうです。
足湯付き観光列車「とれいゆ」。いちおう新幹線車両E3系なので200km/h以上の速度で走行可能ですが、運行区間は在来線区間に限定されるようです。東北新幹線を275km/hでぶっ飛ばす足湯付き新幹線を期待したのですが、安全面などから無理なのかもしれませんね。鉄道車両の情報を見て、久々に度肝を抜かれた気がしました!
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ジョイフルトレインが好きなようですね。JRグループ発足当時から現在に至るまで、既存の車両を改造・または車両新製で次々に登場させてきましたが、とうとう新幹線にまでやりましたか(^▽^;)
やはりゆったり足湯に浸かって寛ぐには、車窓風景も考えると福島からの区間のみの運行になるのでしょうね。発想が面白いなと感じました。
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>taka さま、asmski さま。
ご指摘頂き、ありがとうございましたm(_ _ )m
急いでアップしたので派手に間違ってしまいました。
本文と画像を訂正しましたのでご確認ください。
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管理人様、はじめまして。
いつも楽しみに拝見させて頂いております。
今回のデザイン変更と新列車、正直度肝をぬかれました……笑
実物を見ないと何とも言えないですがらスーバーこまち以上のインパクトがあるんになりそうですね。
追伸、記事中に張られているイメージがつばさと、とれいゆが客になってませんでしょうか?
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最後で「それいゆ」になってますよ。
は置いといて、イメージ画像から察するに秋田から転属されるe3達がまず新塗装で転属されるのかな?
座席が硬そうだし、対面クロスだしで、東京からずっと乗るというのは流石にきついんじゃないですかね?