大阪メトロは御堂筋線の各駅にホームドア(可動式ホーム柵)の設置を進めており2021年度中の全駅導入を目指して各駅で準備工事が行われています。大阪メトロは2021年1月12日付けニュースリリースで、梅田駅にホームドアを3月下旬から使用を開始すると発表しました、2021年2月~3月にかけて設置工事が行われ2021年3月下旬から使用を開始する予定です。
【出展元】
→御堂筋線 梅田駅に可動式ホーム柵を設置します!!
2021年3月の様子 ★3月27日(土)供用開始済み!
現地の様子です。2021年3月27日(土)からホームドアの供用が始まりました!
千里中央方面、北行きホームの様子です。シンプルで控えめなデザインのホームドアが違和感無く溶け込んでいます。
ホームドアユニットの様子です。
開口部の様子です。可動式ホーム柵を円滑に運用するには、ホームに設置されたドアと車両のドアの位置を正確に合わせる必要があります。定位置停止装置(TASC)が設置されれば停車位置は安定します。御堂筋線にはTASCが導入されるので、マニュアル運用前提のJR西日本の環状線などに比べると開口部が狭くなっています。
JR鶴橋駅のホームドア開口部の様子です。比べると一目瞭然ですね。
再び梅田駅に戻ります。電車の乗降ドアとホームドアの位置関係はこんな感じです。
難波方面、南行きホームの様子です。
本当に違和感がなくて、以前から設置されていた様な錯覚に陥りました。
乗車位置付近の様子です。
ホームと車両の段差を詰める「段差解消工事」はこれから行われます。
電車が発車するときの様子です。ホームドアがあると安心感が全然違いますね。
縦アングルで見通すとこんな感じです。
上階から見下ろすとこんな感じです。
ついに供用が始まった梅田駅のホームドア。地下空間世界最大の梅田梅田メトロビジョンと合わせて最新最旬の設備を網羅した駅の様子は、単独駅最大の利用者を誇る御堂筋線梅田駅の面目躍如といった所です。
2021年1月の様子
現地の様子です。ホームの線路側、ホームドアユニットの設置位置に赤色の仮設のカーペットが張られていました。
千里中央方面行きホームの様子です。ユニットの設置に向けて着々と準備が進んでいます。
エスカレーターからホームを見下ろした様子です。
地下空間世界最大の「梅田メトロビジョン」が設置されてから超近代的なイメージになったドーム空間ですが、ホームドアが設置されると更に都会的な印象になりそうです。
大阪メトロ全駅で最大の利用者数を誇る梅田駅にホームドアが設置されると、当たり前ですが非常に多くの人々が利用する事になります。多くの人々が毎日利用すると、それは日常になります。数年後にはホームドアは「在って当たり前」の存在になっていそうですね。
梅田駅のJ階段(新大阪駅方面のプラットホームの南端)の西側の幅がホーム柵によってますます狭くなりました。
J階段の東側の真下に設置された柵を撤去すれば、列車の最後尾の出入口から降りた客がJ階段の東隣のエレベータの方へスムーズに進めると思いました。
柵が何のためにあるのか大阪メトロに聞いてみました。
エレベータからプラットホームに降りた車椅子などの客が列車の最後尾の出入口の方へ進まないようにするためにするために柵を設置してあるという回答でした。
驚きました。説得力はあります。
柵は、J階段の東側の真下に設置しないで、エレベータの出入口の幅よりも広めの幅で、J階段の降り口あたりまで壁と平行に設置すればよいと思いました。
こうすれば、列車の最後尾の出入口から降りた客がエレベータのほうへスムーズに移動でき、円滑に乗り降りできると思います。
何か「今」な風景になって嬉しいですねぇ。安全の為なのですが雰囲気が随分変わりますね。
いよいよ御堂筋線・梅田駅にも可動式ホーム柵ですね(^_^)
この日を待ってました!