2023年11月23日、南海電気鉄道のなんば駅前に歩行者空間「なんば広場」がオープンしました。南海難波駅となんばマルイに囲まれた広さ約6000㎡のエリアを植栽や階段状のベンチなどを設置して「なんば広場」としてオープン。駅前にあったタクシー乗り場やロータリーを他所に移設した上で、これらを廃止。歩行者空間に造り替え、人々の憩いの場として再編しました。
難波エリアは、南海難波駅、大阪メトロなんば駅、近鉄大阪難波駅、JR難波駅など、複数の駅が集中する大阪第二の鉄道ターミナルで、1日の乗降客数は約90万人に達しています。このような巨大ターミナル駅の中心に広大な「広場」を新設する取り組みは、全国的に見ても極めて異例で、画期的な取り組みとして注目を集めています。
都市の魅力、特に繁華街の魅力の1つは、非日常的な賑わいを感じる『ハレの場』がある事です。ハレの場を創出するには、多くの人々を引きつける認知度が高い舞台装置が有効です。大阪では戎橋を中心とした道頓堀界隈が舞台装置として機能しています。駅前広場の再編の目的として『多様な活動の舞台となる空間の創出』があり、よりシンボリックで大規模な集客が可能となる都市の舞台装置を創り出す取り組みが行われました。
「なんば広場」のオープンから5ヶ月あまり。オープン後の「なんば広場」がどうなっているのか?を見てきました。
おおおお!イベントが行われていない「なんば広場」を改めて見ると、メチャクチャ広いですね!
広場には椅子や机が置かれていて、人々は「休憩」したり、「どこで遊ぶか?」を考える作戦会議をしたり、記念撮影したり、おしゃべりをしたり、思いの過ごし方をしている様に見えました。マルイ側から高島屋側を見た様子です。広大な駅前広場とクラシックな建物の組み合わせは、ヨーロッパの何処かの都市の様にも見えます。
少し角度を変えて見た様子です。高島屋のクラシカルな建物が、以前にも増して魅力的に見えました。
今回の南海難波駅前広場の再編は、2011年に地元企業や商店街が中心になって協議会を発足し、地元主導で行われ、試行錯誤と、長い準備期間と、社会実験を繰り返し、ようやく「なんば広場」が誕生しました。
巨大ターミナル駅のど真ん前に誕生した、このシンボリックな歩行者空間は、大阪のイメージを変えるほどのインパクトがあると思います。新たに誕生した歩行者空間は、人々の憩いと賑わいの場所は、間違いなく街の魅力向上に繋がっていくと思いました。
https://www.city.osaka.lg.jp/toshikeikaku/page/0000631809.html
なんば広場(仮称)におけるシビック・プライド・シンボル設置の社会実験
なぜかニュースにもなってなさそうなんですが
せっかくなんで取材していただければと
夜に見ましたがなかなかシンボリックでしたよ
難波の商店街も先鋭的ですね。。。
なかなか車排除するって発想は難しいと思う。
道頓堀岸の遊歩道化も魅力的やし。
一時阿倍野橋~難波~梅田にLRT復活させるなんて話あったけど、立ち消えかな???
空が広く感じますねえ、ええ取り組みやと思います。クルマを気にせずブラブラしに行こ!
ここは絶対に自転車に乗ったまま入って欲しく無いですねぇ。
それが無かったら本当にのびのびと幼い子供達も走り回れますから。
やはり監視する人は必要だと思います。 音を増幅させるアンプを持ち込んでの勝手ライブとかも禁止して欲しい。大阪駅周辺や御堂筋沿いとかで大きな音でライブをする人がいますが、本来そういう物はお金を払って聴きに行く物。音に対して敏感な人もいるのです。それなのにあちこちから大きな音が無秩序に聞こえてくるのは環境として良くない。しかも下手糞となると気分も悪くなる。絶対音感を持つ人間もいるのを忘れてはいけないです。特に夜間は多いですね。確か人が集まる行為は許可が必要だったと思いますが? (梅田歩道橋にいる物乞いも違法ですよね?)
大阪は都心部、特に駅前での大きく広い空間(広場)が少なかったので、インパクトは大きいですね。
私は車を否定しない。
自動車交通は大事な都市の動脈である。
しかし今迄、都市に於いて余りにも自動車交通に重きを置きすぎてはいなかったか。
車の進歩ばかりに目が向いていなかったか。
人と車の調和が崩れていなかったか。
あくまで都市は人の集まりであり車の集まりではないのに。
難波駅前の広場化、御堂筋側道の歩道化、うめきたへの大規模公園の整備…
今、大阪で起きている事は『都市での車の進歩と人との調和の新たな基準作り』である。
『人類の進歩と調和』、昭和45年(1970年)の大阪万博のスローガンである。