阪神なんば線を各駅で紹介してきましたが、これが最後です。「桜川駅」
この駅は阪神と近鉄の境界駅になっており、乗務員の交代が行われています。また、西九条側に2本の引き上げ線がある為、難波駅どまりの電車が頻繁に回送されてきます。
デザイン面で特徴的なのが、左右で壁面の色を変えている事です。この写真側はウォームな感じ、上の写真の壁面はクールなグレイ。
ホーム中程のベンチ。
九条駅と同様にシンプルでシステマチックな駅名票。
改札口は3通路。利用客はミニマムを想定しているです。
ラッチ内。桜川駅では地下鉄千日前線との乗り換えを案内していました。南海汐見橋駅も至近ですが、存在感は薄いようです。
【阪神なんば線を巡って】
駅設備はドーム前駅が壮大で気合いが入っていました。それ以外はJR東西線を思わせるシンプルな作りでコスト面を意識している事が解りました。
乗った時は開業1週間程度でしたが、すでに普段使いな感じを受けました。やはり阪神間各都市から梅田を経由しないでダイレクトに難波に到達出来る事が相当なインパクトを与えているようです。また、奈良側から阪神間への流動も生まれているようです。10両連結の快速急行が満員で行き来する姿を見ていると、「近畿圏の交通流動を変えるかもしれない」と本気で思えてきました。これからどうなって行くのか?が非常に楽しみな路線になりました。