JR西日本は、2014年7月7日発表のニュースリリースにて、北陸新幹線の開業効果の最大化、持続・定着化、および地域全体への効果の波及を図るため、金沢~和倉温泉(石川県七尾市)間に「七尾線観光列車」を運転すると発表しました。JRの大型観光キャンペーン「北陸デスティネーションキャンペーン(北陸DC)」にあわせ、2015年10月から運転を開始する予定です。車両はキハ48形を改造した2両編成(定員52人)を使用。近鉄の観光特急『しまかぜ』で運用されている50000系をデザインした山内陸平さんと井上昭二さんらがデザインを担当します。車体は「和と美」を表現し、北陸の伝統工芸である輪島塗や加賀友禅をイメージしたデザインになります。
※アイラブオオサカーさんから情報を頂きました。ありがとうございました!
1号車(28席)の様子です。1号車は赤と黒を基調とした座席を設け、車内は金沢金ぱくや輪島塗などを活用した装飾を施します。またイベントスペースや大型モニターを設置し、車内でパフォーマンスを行う予定です。
2号車(24席)は北陸の温泉文化を表現し、和風個室を設置。「おもてなしの空間」として出入口付近のスペースを広く取り、車内販売を行います。
【運行概要】(予定)
・運行開始 ■平成27年10月(北陸デスティネーションキャンペーンに合わせて運行開始)
・運転区間 ■金沢~和倉温泉駅間 特急列車として運転し羽咋(はくい)駅・七尾駅に停車
・運転本数・日数 ■2往復/日 約150日/年(土休日、多客期を中心として運行)
・デザイン ■山内陸平(やまうちりくへい:監修)井上昭二(いのうえしょうじ:デザイナー)
※近畿日本鉄道「しまかぜ」のデザインを担当した両氏によるデザイン
・山本俊治(やまもとしゅんじ:クリエーティブディレクター・アートディレクター)
・車両 ■キハ48系2両を改造
・定員 ■52席
【車内サービスなど】(今後、地域の皆様と検討)
・車内サービス(和菓子・スイーツ、利き酒セットなどの販売)
・車内アテンダントの乗車
・地元の皆様による駅・車内でのおもてなしパフォーマンス
・伝統工芸品の車内展示
・奥能登観光アクセスの整備
【和倉温泉駅】(予定)
・観光列車の運転開始に伴い、駅の装飾、こ線橋・駅名標・トイレ・コンコース・手すり・点字ブロック・傾斜などの改修を行い、和倉温泉駅を整備します
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各地にこのような観光列車が運行されるのはうれしいし、乗りに行きたいのですが、乗車時間が短い列車がほとんどで本当に満喫できるのかと。
九州の「A列車で行こう」は50分にも満たない。それでいてバーカウンターがある。
金沢~和倉温泉だとせいぜい1時間?豪華な車内を満喫したいけど、車販で買い物もしたい、車窓も見たい、で結局どれも中途半端に終わりそうで。
近鉄の「しまかぜ」みたいに2時間ちょっとくらい乗っていたいよなぁ、と思います。
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こういう気合の入った観光列車というとJR九州の独壇場のようなイメージがあったけど、各社がんばってるんだな。