開業まで、あと100日を切った北陸新幹線金沢駅。2014年12月13日(土)に「開業百日前イベント」がJR金沢駅の新幹線駅舎で行われ、駅舎内で見学会やコンサートが催され、多くの家族連れや愛好者でにぎわいました。今回のイベントの目玉は、もちろん開業前の金沢駅新幹線改札内、ホームの見学会。ちょうど金沢の自宅に帰るタイミングにあたったので張り切って見学会に行ってきました!
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おおお!これが北陸新幹線金沢駅のメインエントランスです!この赤色の絨毯は今回のイベント様に敷かれている物です。
まだ点灯していませんが、発車標の様子です。フルカラー表示で5段表示に対応しています。
エスカレーター階段付近の様子です。
2階乗り換えフロアから1階改札階を見下ろした様子です。天井が高く空間的な余裕が、かなりあります。
2階乗り換えフロアの様子です。床材や壁面の化粧パネルなどは高級な素材が使われており質感の高さが伝わってきます。またデザインは近畿圏のJR西日本の最新駅舎と同じ様なテイストでまとまっており、都会的な感じがします。
在来線との乗り換え改札口の様子です。ついに金沢にも自動改札機が登場します。(新幹線用ですが)
こちらはトイレ前の衝立の様子です。左右のイラストは加賀友禅で左が兼六園の花鳥風月、右がアケビ。間の白い部分は和紙をガラスで挟み込んだ物です。
改札階に向かうエスカレーター付近の様子です。
新幹線ホームは2面4線の構成で、番号は11・12番と13・14番ホームとなっています。
エスカレーターのアップです。それでは、ホームの様子を見に行ってみましょう!
おおお!これが金沢駅新幹線ホームです!全体を屋根に覆わていますが、ポイントポイントに採光窓が設けられており、同じ金沢駅の在来線ホームの様な薄暗さは微塵も感じられません。
新幹線ホームは可動式ホーム柵が完備されています。ドアーは加賀五彩の臙脂・藍・黄土・草・古代紫それぞれの色が塗られています。
ホームの発車標の様子です。こちらもフルカラー対応。
ホームの真ん中付近は特に天井が高くなっており、開放感があります。
13・14番ホームの大阪側の様子です。今回の見学会では立入禁止になっていましたが、自動改札機や待合室が設置されていました。
ホーム中央部付近の柱の上部がライトアップされていました。
金沢駅新幹線ホームの造りは、先に開業した九州新幹線に比べると若干簡素な気がしますが、ライティングやアクセントパーツを上手く配置する事で上手く高級感を演出している気がしました。
ホームの柱にある金色のアクセントパネルには本物の金箔が貼られています。
柱は合計60本あり、11センチ四方の金箔が2万枚以上使われているそうです。
再び中2階連絡フロアに戻り、こちらは待合室の様子です。
ズラリとならんだベンチの様子です。
待合室の壁面には、石川県のさまざまな伝統工芸品30品目236作品が展示されています。
九谷焼や加賀獅子頭、輪島塗、山中漆器、加賀友禅などなど、盛りだくさんです。
今回の見学会は、各回定員700名で7回開催されました。見学時間は20分と短い時間でしたが、開業前の金沢駅を一足先に体験でき大満足でした!