JR天王寺駅では耐震化工事に合わせて、駅全体のリニューアル工事が密かに?進められています。今までは東口〜跨線橋を中心に都度レポートをお伝えしてきましたが、工事範囲が広範囲になってきた為、大和路線ホーム(15.16.17.18番)、環状線ホーム(11.12.13.14番)、阪和線ホーム(地上)、東口・跨線橋に区域を分けてご紹介して行きたいと思います。
今回ご紹介するのは、東口・跨線橋付近の様子です。近鉄側から東口駅舎を見ると、なんと外壁が塗り直され様子が一変しているではありませんか!頻繁に天王寺駅を利用していましたが、取材するまで全く気づかず、一瞬我が目を疑いました。
【過去記事】
→JR天王寺駅東口リニューアル工事 16.02ー東口・跨線橋に液晶タイプの発車標が登場!
→JR天王寺駅東口跨線橋に大量のサイネージモニタ型発車標が取り付けられる!
→JR天王寺駅東口改札に大型デジタルサイネージが登場!タッチ式のinformationモニタも併設
→JR天王寺駅東口がリニューアルされる!?JR西日本グループ中期経営計画2017(アップデート)から東口のリニューアルを予想する
→JR天王寺駅東口リニューアル工事 16.02ー東口・跨線橋に液晶タイプの発車標が登場!
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外装の変化に驚きましたが、今回のレポートの主題はLCD型発車標のその後です。前回は稼働直後の様子をご紹介しましたが、天井付近の残工事などが残っていたので完全体ではありませんでした。なので、完成後の様子をあらためてご紹介したいと思います。
天王寺駅東口改札に設置されたLCD型の発車標です。6面✕2箇所、合計12面のサイネージモニタを利用した発車標です。フルHD対応モデルは高精細な表示が可能で、従来の3色LEDタイプの発車標とは比較にならないほどの多くの情報を伝える事が出来ます。
サイネージモニタの背面です。サイネージプレーヤーがPCなのか、それとも専用STBなのかを見たかったのですが、収納BOX内に格納されており、うかがい知る事は出来ませんでした。メディコンをかましてLANケーブルから制御用PCまですっ飛ばしているのでしょうか・・・。ちなみに専用機ではBrightSignのシェアが圧倒的です。
発車標のアップです。液晶モニタなのでレイアウトの柔軟性、色数の豊富さなど、3色LED機とは比べ物にならない情報量です。また、以前3色LED機が設置されていた天井の復旧工事が終わっています。
画面のアップです。レイアウトはこんな感じです。今でも結構見やすいですが、まだまだ改良の余地はありそうですね。
英語表示の様子です。LCDタイプの利点は画面レイアウトを自由自在に作成出来、機械式のLEDに比べ容易にアップグレード出来る事です。この画面で不味いなぁと思う点は、種別や方面は英語ですが、「ご案内」「停車駅」は日本語のままです。これらはソフトのアップデートで都度対応が可能です。
跨線橋通路上に設置された発車標の様子です。
反対側から見た様子です。
天王寺駅東口跨線橋で稼働が始まったLCD型発車標。表示内容やレイアウトはもう一工夫必要な感じがしました。また、案内サイン類が青地に白抜きの旧タイプのままなので、こちらのアップデートも必要ですね。
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https://www.westjr.co.jp/press/article/2016/10/page_9348.html
〜東口コンコース改良工事を開始しました〜・・・完成予定時期=平成30年春ごろ
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いまの天王寺駅を見ていると、そんな印象を受けます。LCDの発車案内票も以前よりはずっと良くはなりましたけど、ところどころ至らない点があるようですね。まぁでもそこはその都度改善してゆくでしょう。
しかし、少しずつでも着実に変化し続けているのは確かで、東口側の外壁の変化は私も同様に全く知りませんでした。いつも西口改札ばかり利用するものですから(^^;)でもなかなかいい感じに仕上がってると思います。