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展示会場面積 世界ランキング2019 東京ビッグサイトでも78位。日本のインフラ不足は深刻な状況


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日本展示会協会は展示会場面積 世界ランキング(2019年3月現在)を公表しました。これを見ると海外に比べ日本の国際展示場のインフラ整備が想像以上に立ち後れている現状が把握できます。展示会場面積世界1位はドイツのノーファー国際見本市会場で46.6万㎡。日本最大の東京ビッグサイトの実に5倍以上の規模を誇ります。

 

 

 


http://www.sh2j.com/html/article/383.html

2位は中国:上海国家会展中心が40.4万㎡でアジア最大。中国商務省と上海市政府が共同で建設した大型展示センターで、総建築面積は147万平方メートル、投資総額160億人民元。展示ホール、NECCプラザ、オフィスビル、高級ブランドのホテルで構成され、展示会、コンベンション、イベント、商業、事務、宿泊施設に焦点を当てたサービスを提供しています。

NECCビルのファサードは、コマーシャルプラザが中心的な役割を果たし、展示ホールが葉として機能する、まろやかで縁起の良い「四つ葉のクローバー」からインスピレーションを得ています。対称軸レイアウトの多くの中国の要素とデザインコンセプトを融合させた上海のランドマーク的な建物の1つとなっています。

 

 

 

1:展示場面積世界ランキング2019


1. ハノーバー(独)………………….46.6 41. 義烏(中)……………………….12.0
2. 上海(中)…………………………40.4 41. 青島(中)……………………….12.0
3. フランクフルト(独)……………..36.7 41. ケンタッキー(米)……………..12.0
4.ミラノ(伊)………………………..34.5 47. サラゴサ(西)………………….11.8
5. 広州(中)…………………………33.8 47. バルセロナ(西)……………….11.8
6. 昆明(中)…………………………31.0 49. ラスベガス(米)……………….11.6
7. ケルン(独)………………………28.4 50. ブリュッセル(ベルギー)……..11.5
8. デュッセルドルフ(独)…………..26.2 51. リミニ(伊)……………………..11.3
9. モスクワ(露)…………………….25.5 52. ライプツィヒ(独)……………..11.1
10. パリ(仏)………………………..24.6 52. ブルノ(チェコ)………………..11.1
11. シカゴ(米)………………………24.2 54. ロンドン(英)…………………..11.0
12. バルセロナ(西)……………….24.0 54. ヘアニング(デンマーク)…….11.0
13. バレンシア(西)………………..23.1 54. エッセン(独)…………………..11.0
14. パリ(仏)………………………..22.0 54. 成都(中)……………………….11.0
15. 重慶(中)……………………….20.4 54. ラスベガス(米)……………….11.0
16. バーミンガム(英)……………..20.2 59. ソウル(韓)……………………..10.9
17. ボローニャ(伊)………………..20.0 60. ジュネーブ(スイス)…………..10.8
17. マドリード(西)…………………20.0 61. ポズナン(ポーランド)………..10.7
17.ミュンヘン(独)………………..20.0 61. 北京(中)……………………….10.7
17. 上海(中)……………………….20.0 63. 瀋陽(中)……………………….10.6
21. オーランド(米)………………..19.7 64.ドバイ(UAE)…………………..10.5
22. 成都(中)……………………….19.2 64. シュトゥットガルト(独)………..10.5
23. ラスベガス(米)……………….18.4 64. モスクワ(露)…………………..10.5
24. ザグレブ(クロアチア)……….18.0 64. 深セン(中)…………………….10.5
24. ベルリン(独)…………………..18.0 68. ニューオーリンズ(米)………..10.2
26. ニュルンベルグ(独)…………..17.0 68. ユトレヒト(蘭)…………………10.2
27. ローマ(伊)…………………….16.7 68. シンガポール(新)…………….10.2
28. 青島(中)……………………….16.0 71. 済南(中)……………………….10.0
29. ベローナ(伊)………………….15.5 71. 長春(中)……………………….10.0
30. ビルバオ(西)…………………15.0 73. ジェノヴァ(伊)…………………..9.9
30. 青島(中)……………………….15.0 74. ヒューストン(米)………………..9.8
30. 武漢(中)……………………….15.0 74. イスタンブール(トルコ)……….9.8
33. ワルシャワ(ポーランド)………14.3 74. 新疆(中)…………………………9.8
34. バーゼル(スイス)…………….14.1 74. クリ―ブランド(米)………………9.8
35. バンコク(タイ)………………..14.0 78. 東京ビッグサイト(日)…………..9.7
35. アトランタ(米)………………….14.0 79. 東莞(中)…………………………9.6
37. リヨン(仏)……………………..13.8 80. 順徳(中)…………………………9.5
38. パルマ(伊)…………………….13.5 81. ボルドー(仏)…………………….9.2
39. モスクワ(露)…………………..10.0 82. サン・パウロ(ブラジル)………..9.0
40. コペンハーゲン(デンマーク)..12.2 83. リオ・デ・ジャネイロ(ブラジル)..8.7
41. バーリ(伊)……………………..12.0 83. 蘇州(中)…………………………8.7
41. テヘラン(イラン)……………..12.0 83. 廈門(中)…………………………8.7
41. イスタンブール(トルコ)……..12.0 86. ハンブルグ(独)…………………8.6

出展:https://www.nittenkyo.ne.jp/image/kaijou_Ranking.pdf 単位:万㎡

 

 

 

 
88. 香港(中)…………………………8.3 130. フィラデルフィア(米)………..6.3
89. イスタンブール(トルコ)……….8.2 130. ニューデリー(印)……………..6.3
90. 上海(中)…………………………8.1 133. テッサロニキ(ギリシャ)……..6.2
91. アブダビ(UAE)……………….8.0 134. ヴェルス(オーストリア)………6.0
91. ヒューストン(米)………………..8.0 134. ノビ・サド(セルビア)…………6.0
91. ダマスカス………………………..8.0 134. 杭州(中)……………………….6.0
91. 大連(中)…………………………8.0 134. 青島(中)……………………….6.0
91. 南京(中)…………………………8.0 134. フェニックス(米)……………..6.0
91. パリ(仏)………………………….8.0 134.ドルトムント(独)………………6.0
97. 広州(中)…………………………7.9 134.トロント(加)……………………6.0
98. アナハイム(米)………………….7.8 134. ウィーン(オーストリア)………6.0
98. ニューヨーク(米)………………..7.8 142. ヘルシンキ(フィンランド)……5.8
98. バッドザルツフレン(独)……….7.8 142. デトロイト(米)…………………5.8
98. アムステルダム(蘭)……………7.8 144. サンディエゴ(米)……………..5.7
102. 寧波(中)……………………….7.7 144. サンフランシスコ(米)………..5.7
102. 貴陽(中)……………………….7.7 144. サンアントニオ(米)…………..5.7
104. サン・パウロ(ブラジル)………7.6 147. ウィーン(オーストリア)………5.5
104.トリノ(伊)………………………7.6 147. 成都(中)……………………….5.5
104. サン・パウロ(ブラジル)………7.6 147. 武漢(中)……………………….5.5
104. 台北(台)……………………….7.6 150. デンバー(米)………………….5.4
108. イズミル(トルコ)………………7.5 150. レンヌ(仏)……………………..5.4
108. パドヴァ(伊)…………………..7.5 150. ゲント(ベルギー)……………..5.4
108. マカオ(中)……………………..7.5 150. 済南(中)……………………….5.4
111. ローズモント(米)……………..7.3 150. 天津(中)……………………….5.4
112. 幕張メッセ(日)………………..7.2 150. ハリスバーグ(米)……………..5.4
113. ロサンゼルス(米)…………….7.1 156.トロント(加)……………………5.3
113. ヴィチェンツァ(伊)……………7.1 157. グルノーブル(仏)…………….5.2
115. ストックホルム(典)…………..7.0 157. マルセイユ(仏)……………….5.2
115. インテックス大阪(日)………..7.0 157. カールスルーエ(独)………….5.2
115. 昆明(中)……………………….7.0 157. 杭州(中)……………………….5.2
118. 広州(中)……………………….6.8 157. 昆山(中)……………………….5.2
119. ダラス(米)……………………..6.7 157. インディアナポリス(米)………5.2
119. 鄭州(中)……………………….6.7 163.トロント(加)……………………5.1
121. 香港(中)……………………….6.6 163. ローザンヌ(スイス)………….5.1
121. コンヤ(トルコ)………………..6.6 165. ボゴタ(コロンビア)…………..5.0
123. ハリスコ(メキシコ)…………..6.5 165. ベント・ゴンサルベス(ブラジル)..5.0
123. バンガロール(印)…………….6.5 165. アルジェ(アルジェリア)……..5.0
123. ワシントン(米)………………..6.5 165. メルボルン(豪)……………….5.0
123. 北京(中)……………………….6.5 165. サンクトペテルブルク(露)…..5.0
123. プロプティフ(ブルガリア)…..6.5 165. イ坊市(中)…………………….5.0
128. コロンバス(米)………………..6.4 165. 長沙(中)……………………….5.0
128. インディアナポリス(米)………6.4 165. 南昌(中)……………………….5.0

出展:https://www.nittenkyo.ne.jp/image/kaijou_Ranking.pdf 単位:万㎡

 

 

2:国別展示場総面積ランキング

 

続いては総展示場面積の比較です。一位のアメリカは685万㎡、2位の中国が675万㎡が2トップ。以下ドイツ、イタリア、フランス、スペインの順位で経済規模に比例したインフラ整備が行われています。唯一、比例していない国は日本で37万㎡しかありません。如何に日本の展示場インフラ整備が悲惨な状況かがわかります。

 
1 アメリカ 685
2 中国 675
3 ドイツ 323
4 イタリア 230
5 フランス 225
6 スペイン 153
7 ブラジル 79
8 カナダ 77
8 ロシア 77
10 オランダ 71
11 イギリス 67
12 メキシコ 48
13 インド 39
14 日本 37

出展:https://www.nittenkyo.ne.jp/image/kaijou_Ranking.pdf 単位:万㎡

 

3:日本展示会協会(日展協)会員主催社・団体法人(55社)が開催した2017年度展示会実績

 

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日本のインフラ整備が異常事態である事は海外との比較で明らかだと思います。さらに国内の展示会の状況を見て行きます。下記の一覧表は日展協が開催した2017年度の国内展示会の開催実績です。展示会場別に見ると東京ビッグサイトが184件(約50%)で圧倒的なシェアとなっています。2位のインテックス大阪は62件(16.8%)でビッグサイトの半分以下、3位は千葉の幕張メッセで48件(13%)となっています。展示会はこの3会場で294件となりシェア率は80%となります。開かれた展示会の規模を見ると、展示面積5万平米以上の大型展示会は3回、来場者10万人以上の展示会は5回の開催でした。

 

 

 

 

海外の状況、日本の実績、IR業者のラブコール


愛知県国際展示場(Aichi Sky Expo)。約6万平米の最新鋭の国際展示場

日本の展示場整備は世界標準から見て著しく遅れており、質・量ともに不足しています。しかし、日本で行われている展開の規模が小さく現状施設で事足りている現実があります。いろいろ調べて行くと海外と日本では展示会場の稼働率の考え方と採算性の考え方が異なっている様です。大型展示会を誘致すると、世界中から多くの参加者・来場者がやってくるので、短期的にはホテルや空港・飲食店など直接的な消費に繋がります。また、商談会を通じて新たなビジネスチャンスを提供する事が企業の進出意欲を上げ、投資を呼び込むきっかけになります。海外の一部の都市は国際展示場と展示会の勧誘を都市成長に必要な広告宣伝機能として考えており、会場運営のある程度の赤字を許容し、都市全体への経済波及効果を見込んで運営しています。

また稼働率についてはさらに考え方が異なっています。海外の大型展示場では、例えば10万、5万、5万㎡の3つの展示会を準備期間を含め、同時期に開催出来る様に施設に余裕を持たせた施設整備が行われています。日本では職人芸的な段取で短期間で設営→開催→撤去を行い、限界まで詰め込んだ会場運営が前提条件になっています。それに対してハノーバーでは、準備期間2w〜1ヶ月がザラで、それでもパラレルで別の展示会が開催できる様にしています。

 

 

 


出典:http://sandsjapan.com/gallery/

 

日本の話に戻ると、国際展示場のインフラ整備を考える前に「展示会をどのように考えるか?」が非常に重要です。展示会を都市成長の為に必須な投資と考え積極的に誘致していくのか、それとも実績値の延長線上で必要なインフラ整備を段階的に行うのかー。単純に「日本のインフラ整備が遅れている」だけではなく、2017年度に日本で開催された展示会で展示面積5万平米以上の大型展示会は3回、来場者10万人以上の展示会は5回しか無かった事実を捉え、今後の展示会誘致戦略をどうするのか?選択が必要です。

世界的な展示会を多数開催できれば、おのずと人・モノ・金・情報が集まり、それを企業誘致につなげる戦略です。ビッグイベントを定期的に開催し続ける、それらが及ぼす経済波及効果。損得を考えた上で「多少の赤字は許容した上でビッグイベントを取りに行く」か「現状の延長線上で必要なインフラ整備を続けるか」を選ぶ事になります。世界的なビッグイベントを取りに行く事を目的とし、その手段の1つとして展示場整備を行うのと、実績値の延長線上で施設整備を行うのか?定めた目標で動き方が全然変わってきます。

これらの事実、事象を把握した上でIR を見ると見方が全然違ってきました。「ある程度の赤字額」をIR が内包するカジノの収益でまかなう事で、ブレイクスルーが可能になります。おそらく20万平米クラスの国際標準規模の展示場が建設可能でしょう。もちろんIRを無条件に礼讃するつもりはありません。プラス・マイナス両方あると思います。しかし展示会の勧誘を題材にして考えると、IRは強力な武器にる事は確実です。本気で取りにいくならIRは最大限活用すべき。奇跡的に大阪はインバウンド需要が炸裂し世界中のIRオペレーターから「世界最大級のIR を建設したい」とラブコールが来ています。これはもの凄いビッグチャンスだと思います。

 

 
展示会場 件数
東京ビッグサイト 184
インテックス大阪 62
幕張メッセ 48
パシフィコ横浜 8
ポートメッセなごや 7
さいたまスーパーアリーナ 5
コングレコンベンションセンター 5
堺市産業振興センター 4
神戸国際展示場 3
夢メッセみやぎ 3
京都パルスプラザ 3
福岡国際センター 3
ツインメッセ静岡 3
吹上ホール 3
石川県産業展示館 3
渋谷ヒカリエ 3
横浜アリーナ、アクセスサッポロ、新潟市産業振興センター
コンベックス岡山、けいはんなプラザ、広島産業会館、マイドームおおさか
2
マリンメッセ福岡、アイテムえひめ、広島市中小企業会館、東京流通センタ
ー、みやこメッセ、サンシャインシティ、KITTE
併催会場:テクスポート今治:旧今治コンピューターカレッジ、フジグラン今治
1
合計 369
出展:https://www.nittenkyo.ne.jp/image/h29_jisseki_s.pdf

 
(3)  来場者数別分類
来場者数  (単位:人) 件数
1,000 未満 0
1,000 以上 2,000 未満 1
2,000 以上 3,000 未満 2
3,000 以上 3,000 未満 9
4,000 以上 3,000 未満 2
5,000 以上 6,000 未満 15
6,000 以上 7,000 未満 6
7,000 以上 8,000 未満 1
8,000 以上 8,000 未満 5
9,000 以上 10,000 未満 2
10,000 以上 15,000 未満 27
15,000 以上 20,000 未満 13
20,000 以上 20,000 未満 8
25,000 以上 30,000 未満 7
30,000 以上 35,000 未満 7
35,000 以上 40,000 未満 4
40,000 以上 45,000 未満 8
45,000 以上 50,000 未満 3
50,000 以上 60,000 未満 5
60,000 以上 70,000 未満 2
70,000 以上 70,000 未満 1
80,000 以上 90,000 未満 4
90,000 以上  100,000 未満 0
100,000 以上  200,000 未満 4
200,000 以上  300,000 未満 0
300,000 以上 1
無回答 2
合計 139
出展:https://www.nittenkyo.ne.jp/image/h29_jisseki_s.pdf

 

 
(1)  出展面積別分類
(単位:㎡) 件数
500 未満 0
500 以上 1,000 未満 3
1,000 以上 2,000 未満 8
2,000 以上 3,000 未満 8
3,000 以上 4,000 未満 5
4,000 以上 5,000 未満 8
5,000 以上 6,000 未満 24
6,000 以上 7,000 未満 8
7,000 以上 8,000 未満 5
8,000 以上 8,000 未満 12
9,000 以上  10,000 未満 3
10,000 以上  15,000 未満 13
15,000 以上  20,000 未満 8
20,000 以上  25,000 未満 11
25,000 以上  30,000 未満 1
30,000 以上  35,000 未満 3
35,000 以上  40,000 未満 1
40,000 以上  45,000 未満 1
45,000 以上  50,000 未満 0
50,000 以上 3
無回答 14
合計 139
出展:https://www.nittenkyo.ne.jp/image/h29_jisseki_s.pdf

10 COMMENTS

ハコモノ行政

MICEの「E(エキシビション)」は、市場がある所に作るのが基本です。
ドイツはヨーロッパの中心ですし、アメリカは北米・南米の中心で
中国は言わずもがな。軽自動車が過半の日本は、モーターショーを
行う価値もありません。
昭和仕様の展示場を潰して10万平米規模の近代的施設へ更新するのは
賛成ですが、20万平米は関西には荷が勝ちすぎると思います。
そのあたりを入札事業者がどう判断するか、客観的判断を待ちます。

副首都

私は国内ではインテックス大阪や東京ビックサイトを利用し、海外では私の業界で世界最大の見本市をするミュンヘンとアメリカ最大の見本市があるシカゴやNYに行きました。
旧い話かもしれませんが、日本の商慣習では巨大な展示会場がなくても問題がなく、海外では展示会場はバイヤーの商談と発注の場ですが、日本では商品傾向チェックと顔見せ、雑談の場でバイヤーは別の日の個別のメーカーの展示会で商談と発注をします。
こういった商慣習が変わらないと巨大展示会場が稼働しないのかもしれません。
そうはいっても中小企業やベンチャー企業にとっては新商品発表の場であり、情報交換や新情報習得のチャンスですから絶対に必要です。
大阪万博の頃までは東西の卸組合や業界団体が主催で大阪は東京より活気があり、日本全国から集客していましたが、次第に卸組合や業界団体が東京に一本化され、東京が中心になった経緯があるので、大阪はハンディがあります。
単に箱物を作るだけでなく、国内だけでなく、海外から集客するという運営ノウハウも必要で、10万~20万の施設をつくるならやはり実績のあるIR各社に頼るしかないでしょう。
巨大展示場ができ、世界各地から出店があれば、まさに情報の宝庫で大阪経済の活性化に貢献すること間違いなしで、更に世界各地からトップやバイヤーが押し寄せ、大阪に情報をもたらし、巨額を落としてくれます。大阪の再生はIRを軸にした展示場や会議室のMICEしかないでしょう。

ちくりん

前から思っていた事があります。延期になっているリーガロイヤルの建替計画で、南側の駐車場にホテルを建設して現在のホテルをとり壊して、隣の国際会議場を拡張したらどうかと思います。なにわ筋まで拡張すると相当な規模の施設ができると思うのですが。香港のコンベンションセンターの様に中層の建物にすれば大規模なホールも作れると思います。
ホテルの展開では今ひとつパッとしないリーガロイヤルは、オークラ東京同様にオフィス併設の高層階に客室を絞って展開し、1000室規模のコンベンションホテルをJWマリオットとして展開すれば、相当な施設が出来ると思います。以前関係があった森トラストともう一度関係を結べば、再開発を喜んで引き受けるのでは無いでしょうか。IRとはその内鉄道が繋がりますし、なにわ筋線で関空にも繋がります。
松井さん吉村さん考えてくれませんか。

RT

IRやMICEを考えることは大阪の将来に関わる重要な事柄の一つですよね
IRに含まれるMICEに関して調べましたがMICE参加者は一般の観光旅行客より消費額が多いことから誘致に力を入れている国や自治体が多いらしいです
観光庁の「MICEの経済波及効果算出事業」調査結果によると一般旅行客の倍以上消費するということです
インバウンド振興策の一環ということから大阪にはまさにうってつけであるといえます
首都である東京は外資企業、ホテルがとりあえず首都に置こうと優遇されますよね
東京は外資系企業の数が他を圧倒して多いです
ホテル客というのは観光客だけでなくビジネス客もいるわけで外資系企業があれば海外から来るビジネス客も当然利用します
話がそれましたがMICEを盛り上げるために日本一の国際展示場が必要だと思います
もちろん作るだけでなく誘致など色々な努力が必要ですが
首都である特権がない以上色々努力することが多いのは確かですが大阪らしい先進的な都市づくりを目指してほしいです

サジャ

夢洲を日本のショーケースにする、その為の客寄せパンダがIRであるという発想にすれば、IR業者と共に巨大展示場の運営も可能かと。
TV番組とCMですね。そして船着き場も含めて夢洲全体を警備しやすい配置にし、いつでも簡単にG20のような国際会議を催せるようにしたいですね。

某京都府民

2回目の投稿ですみません。
我が国の場合、施設そのものの黒字額だけではなく社会全体にとっての損得を考えるという発想が、まだまだ浸透していないように思われるのが課題であるように感じます。

KnK

赤字を許容するとなると公営の形態をとらなければ持続不能ですが、この種の箱物を府市に扱わせるとどうなるのかは歴史が証明しています。
新たに外郭団体を設立することにもなるので、現在の政情ではちょっと考えられません。
よって大阪の場合はIRしかないでしょう。

某京都府民

インテックス大阪の場合は面積だけでなく老朽化の面でも問題あり。この前のG20でようやく和式トイレから最新式トイレにリニューアルされたとのこと。大阪府や大阪市は、夢洲に新しい大規模展示場を作る構想を持っているようなので、迅速な具体化を期待したいです。

o-kinix

IR建設時にホテルやカジノとは別に
世界レベルのコンベンション センターを
大阪府・大阪市・経済界も出資して
IR業者と共同で建設・運営すればいいと思うのですが

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