大阪メトロ(大阪市交通局)66系は、地下鉄堺筋線と相互乗り入れを行っている阪急京都本線・阪急千里線向けの車両で、1990~94年に1次車96両、2002~2004年にマイナーチェンジした2次車40両が製造されました。66系は製造後20年以上が経過していることからリフレッシュ工事が行われています。今回のリフレッシュ工事では全面デザインが大きく変更され、行き先表示機がフルカラーLED化されるなど、新型車両と見間違えるほどの変貌ぶりです。
大阪メトロは2018年121月27日に、堺筋線66系リフレッシュ改造のデザイン変更第2弾を発表しました。今回は沿線にあるデザイン系学校の生徒の視野を取り入れ、今宮戎・堀川戎にちなんだ縁起の良い「恵比寿様」をモチーフとしたデザインが一新されました。
出展:堺筋線66系車両車内デザイン変更のご紹介 ~沿線ゆかりの恵比寿様~
第2弾となる今回は、若い世代の「新たな発想・視点」を生かし、引き戸に恵比寿様と鯛が融合した「えびす鯛」、妻扉に「鯛」のシルエットなどをあしらい、床には恵比寿様にちなんだ「鯛」と「釣り竿」の柄、座席には縁起物の「梅」をモチーフにした柄が採用採用されました。
シートの様子です。モケットの柄は梅をイメージしています。
モケットのアップです。中々良い感じに仕上がっています。
仕切り袖の様子です。
乗降ドアー付近の様子です。
ドアに恵比寿様と鯛が融合した「えびす鯛」が描かれています。メデタイ感じがしますね。
床には恵比寿様にちなんだ「鯛」と「釣り竿」の柄があしらわれています。
妻扉には「鯛」のシルエットが。
天井付近の様子です。
堺筋線66系リフレッシュ改造のデザイン変更第2弾は、前回のヒョウ柄に比べると親しみが持てる、中々よいデザインだと思います。大阪メトロでは、これからも利用者に喜んでもらえる車両づくりをめざしていくとしています。
明日から十日戎で、タイムリーな記事ですね(*^^*)
えべっさん姿の鯛が可愛らしいです。