JR西日本は2013年12月24日発表のプレスリリースで大阪環状線を大規模にリニューアルする「大阪環状線改造プロジェクト」を開始すると発表しました。同社が今年度から推進している中期経営計画2017において、「近畿エリアの価値を磨く」という事業戦略を掲げており、大都市圏である近畿エリアにおいて線区価値を向上し、都市の魅力を磨いていくことを宣言しています。その中でも、大阪環状線は新たな重点線区と位置づけられており、概ね平成29年度末までに、安全性のさらなる向上、環状線全体の総合的なブラッシュアップが行われます。
◆大阪環状線改造プロジェクト
①駅美装・改良②駅構内及び高架下の開発リニューアル
③車両新製
④地域や他交通事業者との連携
の4つを重点施策とし、駅や周辺地域の特性を踏まえ、徹底して線区全体のイメージアップを図ることで、大阪環状線を「行ってみたい」「乗ってみたい」線区に改造し、地域と共に、大阪の活性化を目指します。
【過去記事】
▼京橋駅
→京橋駅環状線ホームドア(可動式ホーム柵)設置工事の状況 20.02
→京橋駅環状線ホームドア(可動式ホーム柵)設置工事の状況 19.10
→京橋駅環状線ホームドア(可動式ホーム柵)設置工事の状況 19.08
→JR西日本ー京橋駅リニューアル工事の状況 19.08
→京橋駅環状線ホームドア(可動式ホーム柵)設置工事の状況 19.08
→京橋駅リニューアル工事の状況 19.03
→京橋駅リニューアル工事の状況 18.11
→大阪環状線改造プロジェクトー京橋駅リニューアル工事の状況 17.11
▼大阪城公園駅
→大阪環状線改造プロジェクトー大阪城公園駅リニューアル工事 15.03
→大阪環状線改造プロジェクトー大阪城公園駅リニューアル工事 15.01
→大阪環状線改造プロジェクトー大阪城公園駅リニューアル工事 14.10
▼森ノ宮駅
→大阪環状線改造プロジェクトー森ノ宮駅リニューアル工事 15.06
→大阪環状線改造プロジェクトー森ノ宮駅リニューアル工事 15.05
→大阪環状線改造プロジェクトー森ノ宮駅リニューアル工事 15.04
→大阪環状線改造プロジェクトー森ノ宮駅リニューアル工事 15.03
→大阪環状線改造プロジェクトー森ノ宮駅リニューアル工事 15.01
→大阪環状線改造プロジェクトー森ノ宮駅リニューアル工事 14.10
→大阪環状線改造プロジェクトー森ノ宮駅リニューアル工事 14.09
→大阪環状線改造プロジェクトー森ノ宮駅リニューアル工事 14.08
→大阪環状線改造プロジェクトの第一弾、森ノ宮駅改良駅舎の外観イメージが決定!
→大阪環状線改造プロジェクトー森ノ宮駅リニューアル工事 14.07
→大阪環状線改造プロジェクトー森ノ宮駅リニューアル工事 14.06
→大阪環状線改造プロジェクトー森ノ宮駅リニューアル工事 14.05
→大阪環状線改造プロジェクトー森ノ宮駅リニューアル工事 14.04
→環状線の大規模リニューアル計画「大阪環状線改造プロジェクト」がスタート!
▼玉造駅
→大阪環状線改造プロジェクトー玉造駅リニューアル工事の状況 19.08(外観・改札外コンコース編)
→大阪環状線改造プロジェクトー玉造駅リニューアル工事の状況 19.08(改札内コンコース・ホーム編)
→大阪環状線改造プロジェクトー玉造駅リニューアル工事の状況 19.07 (外観編)
→大阪環状線改造プロジェクトー玉造駅リニューアル工事の状況 19.07(改札外コンコース編)
→大阪環状線改造プロジェクトー玉造駅リニューアル工事の状況 19.07(改札内・ホーム編)
→大阪環状線改造プロジェクトー玉造駅リニューアル工事の状況 18.09
→大阪環状線改造プロジェクトー玉造駅リニューアル工事の状況 18.04
→大阪環状線改造プロジェクトー玉造駅リニューアル工事の状況 17.12
→大阪環状線改造プロジェクトー玉造駅リニューアル工事の状況 17.09
→大阪環状線改造プロジェクトー鶴橋駅リニューアル工事の状況 17.10
→大阪環状線改造プロジェクトー鶴橋駅リニューアル工事の状況 17.09
→大阪環状線改造プロジェクトー鶴橋駅リニューアル工事の状況 17.06
→大阪環状線改造プロジェクトー鶴橋駅リニューアル工事の状況 17.05
▼桃谷駅
→大阪環状線改造プロジェクトー桃谷駅リニューアル工事(駅舎外観・ビエラ桃谷南側エリア)の状況 17.04
→大阪環状線改造プロジェクトー桃谷駅リニューアル工事(改札内コンコース・ホーム編) 17.04
→大阪環状線改造プロジェクトー桃谷駅リニューアル工事 16.11
→大阪環状線改造プロジェクトー桃谷駅リニューアル工事 16.11~ビエラ桃谷南側エリアの状況~
→大阪環状線改造プロジェクトー桃谷駅リニューアル工事 16.09~部分オープンしたビエラ桃谷の状況~
→大阪環状線改造プロジェクトー桃谷駅リニューアル工事 16.09
→大阪環状線改造プロジェクトー桃谷駅リニューアル工事 16.07
→大阪環状線改造プロジェクトー桃谷駅リニューアル工事 16.05
→大阪環状線改造プロジェクトー桃谷駅リニューアル工事 16.03
→大阪環状線改造プロジェクトー桃谷駅リニューアル工事 15.06
→大阪環状線改造プロジェクトー寺田町駅で発見された旧駅名標が「鉄道遺産」として保存される!
▼天王寺駅
→JR天王寺駅ー東口リニューアル工事の状況 19.03
→JR天王寺駅ー東口リニューアル工事の状況 18.12
→JR天王寺駅ー東口リニューアル工事の状況 18.11
→JR天王寺駅ー東口リニューアル工事の状況 18.09
→JR天王寺駅ー東口リニューアル工事の状況 18.08
→JR天王寺駅ー東口リニューアル工事の状況 18.04
→JR天王寺駅ー東口リニューアル工事の状況 18.03
→JR天王寺駅ー東口リニューアル工事の状況 18.01-2
→JR天王寺駅ー東口リニューアル工事の状況 18.01
→JR天王寺駅ー東口リニューアル工事の状況 17.11
→JR天王寺駅ー東口リニューアル工事の状況 17.08
→JR天王寺駅ー東口リニューアル工事の状況 17.06
→JR天王寺駅ー東口リニューアル工事の状況 17.04
→JR天王寺駅ー東口リニューアル工事の状況 17.02
→JR天王寺駅ー東口リニューアル工事の状況 16.11
→JR天王寺駅ー東口リニューアル工事 16.03 東口・跨線橋のLCD(液晶モニタ)発車標が完成!
→JR天王寺駅ー阪和線(地上)ホームリニューアル工事の状況 16.03
→JR天王寺駅ー環状線(11.12.13.14番)ホームリニューアル工事の状況 16.03
→JR天王寺駅ー大和路線(15.16.17.18番)ホームリニューアル工事の状況 16.03
→大阪環状線改造プロジェクトー新今宮駅リニューアル工事 15.07
▼芦原橋駅
→大阪環状線改造プロジェクトー芦原橋駅リニューアル工事の状況 15.11
→大阪環状線改造プロジェクトー芦原橋駅リニューアル工事の状況 15.07
▼西九条駅
→大阪環状線改造プロジェクトー西九条駅リニューアル工事 15.01
→大阪環状線改造プロジェクトー西九条駅リニューアル工事 14.12-2
→大阪環状線改造プロジェクトー西九条駅リニューアル工事 14.12
■主なリニューアル工事内容
①北口リニューアル
駅舎デザインを刷新し、京橋駅の玄関口としての顔作りを図り、お客様や地域の皆様に親しまれる駅を目指します。また床面、壁面、天井の美装、LED照明化により明るく、きれいな空間を作ると共に、店舗のリニューアルにより、快適性、利便性の向上を図ります。
②トイレリニューアル
北口・南口・西口のトイレをリニューアルします。北口トイレについては多目的トイレを新設し、どなたでも安心してご利用頂けるトイレに生まれ変わります。また京橋駅のトイレリニューアルをもって、大阪環状線内すべての駅のトイレ改良が完了します。
③エレベーター増設
エレベーターを3基増設し、大阪環状線(内回り・外回り)とJR東西線・学研都市線の乗換え時のエレベーター利用回数が全ルート1回となり、お客様の移動時間の短縮を図ります。
④エスカレーター増設
コンコース~ホームの円滑かつ安全な移動を促進するためエスカレーターを北口に2基、南口に1基増設します。
⑤案内サイン改良(駅全体)
複雑な駅構造や他社線への乗換えにおいて、不慣れなお客様にも分かりやすくご案内出来るよう、駅全体の案内サインを改良します。
⑥その他
ホーム(内回り・外回り)・南口・西口を美装し、明るくきれいな空間を作り、快適性の向上を図ります。
2 工事期間
2017年8月下旬から2021年(予定)
※現地の掲示板を撮影しました
リニューアル後の改札外コンコースの様子です。白を基調にした明るいデザインに生まれ変わります。
2022年2月の様子
現地の様子です。前回の撮影が2021年10月だったので、約4ヶ月振りの取材です。
北口の様子です。リニューアルがほぼ完成し新しい外装が姿を現していました!
リニューアルされた外壁のアップです。円形のアクセスは環状線を、貫くラインは東西線を表しています。
正面左側の様子です。完成予想パースにはLEDビジョンが描かれていましたが、現在の所は未設置となっています。
京阪と対峙するJR。乗り換え通路がメチャクチャ明るくなりました!
続いて北口改札外コンコースの様子です。
天井に貼られていた防護シールが取り外され白い天井が現れました!
もう以前の姿が想像できないぐらいの変わり様です。1990年台前半から一気に2022年にワープした様な感覚です。
改札機上部の光天井の様子です。
ホーム階に向かう階段やエレベーター付近も美しくなりました。
環状線外回りホームの北端付近には展望窓が設けられました。
環状線内回りホームには京阪側が透けて見える明かり窓が設けられました。
長らく行われてきたJR京橋駅のリニューアル工事。いよいよグランドフィナーレが近づいてきました!
2021年10月の様子
現地の様子です。前回の撮影が2021年9月だったので、約1ヶ月振りの取材です。
改札外コンコースの様子です。案内サインの取り付けが始まり雰囲気がさらに変わりました!
改札口を見た様子です。天井の仕上げはまだですが、柱にデジタルサイネージの取り付けベースが設置されました。
この新しいサイン、京阪電車「KH」や長堀鶴見緑地線「N」といった路線記号が表示されています。
柱に設置されたデジタルサイネージの様子です。
自動改札機の上部に設置された光天井がとても印象的です。
こちらは2017年11月頃、リニューアル前の様子です。
リニューアル前と見比べると違いが良く解りますね。
天井の仕上げと、柱のデジタルサイネージの取り付けが終わればコンコースのリニューアルはほぼ完成です。
続いて改札内の様子を見て行きます。
自動改札機を入った所を見通しました。光天井から続く曲線が「ウエーブ」描いています。
駅ナカのショップがオープンしていました。ベルキーワッフルのマネケンと雑貨店episode。
ビフォア&アフター。上が2017年11月、下が2021年10月です。
環状線外回りホームに繋がるエスカレーター・階段付近の様子です。
内回りホームに繋がるエスカレーター・階段付近の様子です。
北側の階段はまだ工事中でした。
ホームに上がりました。ホームにも小変化が見られました。
上屋は古いままで再塗装されただけですが、柱周りに化粧パネルが取り付けられると予想しています。
今回の変化点はホームの床面。アスファルト舗装ですが凸凹していた床面が、かなりフラットになっていました。
最後は内回りホームの北側に出来るQBハウスの様子です。
念願の京橋駅「地下化」は仮に実現しても数十年は先の事だと思うので、それまでの繋ぎとしてこのリニューアルは良いと思います。
学研都市線・JR東西線の京橋駅「地下化」事業再開に向け調査へ(鉄道プレスネット)
https://news.railway-pressnet.com/archives/27224
【大阪】大阪市 JR京橋駅付近連立調査に再着手
http://www.senmonshi.com/archive/02/02103EJBaPUPB5B.asp
大阪市は、JR片町線・東西線京橋駅付近を地下化する連続立体交差事業で、事業化の可能性や事業化に向けた地下化の工法、ルートの検討などを進める。これら本年度の調査検討業務を日本交通技術(大阪市西区)に委託した。履行期間は2022年3月31日。
同事業は14年度に一度休止が決まったが、京橋駅に隣接するイオン京橋店の建て替えが決まり、周辺のまちづくりが加速することも見込んで、再着手した形だ。
計画地は都島区片町2丁目~城東区新喜多2丁目。対象区間はJR片町線・東西線京橋駅を中心に東西に伸びる延長約1300㍍(東側約700㍍、西側約600㍍)。駅や対象区間を地下化し、駅東側にある三つの踏切(新喜多、馬の口、鯰江)を撤去、線路の南北の分断を解消し、交通の円滑化や都市防災機能の強化を図る。
駅の形式は現在のホームの2面2線を想定。開削工法を用いて施工する。掘削の深さや、仮線を敷設するかどうかを含めた地下化の施工方法は未定だ。
今回の調査を踏まえ、都市計画決定に向けた国との協議、資料作成を経て、都市計画決定の手続きを進める予定だ。15年3月の事業再評価時点の総事業費(用地買収費も含む)は約650億円だった。
京橋駅を地下化した後、対象区間で交差する都市計画道路の玉造筋線(旧都島阿倍野線)の新設、豊里矢田線の北部延伸、玉造筋線西側の都市計画道路の新設を行う予定で、地下化することで周辺のまちづくりが進んでいくとみられる。
豊里矢田線の道路整備事業は地下化とは別に進めており、片町徳庵線~国道1号(東野田茨田線)の延長約500㍍(幅員25㍍)で用地買収を進めている。また、国道1号から北に延伸する都島通までの延長約1000㍍の整備も計画しているが、現在未着手となっている。
玉造筋線では、片町徳庵線~国道1号の延長約600㍍を新設する予定で、現在は未着手。幅員は27㍍を想定する。
この他、玉造筋線西側でJR片町・東西線を南北に縦断する道路を新設する予定。幅員は18㍍を想定し、延長や対象区間は未定。
同区間の連続立体交差事業は00年に一度着工準備採択まで行ったが、事業の必要性は高いものの厳しい財政状況などから、14年度の事業再評価時点で事業中路線の進捗や社会経済情勢などを見極めながら着手時期を検討する段階として「事業休止」の方針が示されていた。
床も張り替えて欲しい。結構中途半端な形で終わっていることもあるので。
環状線の京橋はコンコースのところ以外、駅下が盛り土でショッピングセンターなんかが作れないのが勿体無いと思う。
リニューアル工事もだいぶ進んで、綺麗になった箇所がどんどん広がってきましたね♪
京橋の最大の癌はあの巨大な自転車置場。あんな一等地にあんな陰気で需要も低いもんあったらダメと感じます
他社の路線記号、首都圏で見られて関西圏で見られないのはどうしたものか、と思ってましたがようやく実現しましたね。各社が協力して関西万博までには揃えてほしいものです。